首謀者(サイコパス)を知る。

ストーカー問題を語る上で最もキーマンとなるのは、首謀者(サイコパス)です。
ここでは、サイコパスの考え方や行動について説明します。

容姿
一般人と同じ風貌で、外見だけで見分ける事は不可能でしょう。
どことなく自信満々そうに見えますが、実際には人を見下してニヤニヤしているだけです。
特徴
・良心の異常な欠如 
・他者に対する冷淡さや共感のなさ 
・慢性的に平然と嘘をつく 
・行動に対する責任が全く取れない 
・罪悪感が全く無い 
・過大な自尊心で自己中心的 
・口達者で浅薄な魅力 
(犯罪心理学者ロバート・D・ヘア(Robert D. Hare)の定義によるもの)
感情
サイコパスは目先の利益や利害関係だけで行動します。
義理や人情、愛情などの感情は持ち合わせていません。
もしあなたの恋人がサイコパスだったら、性奴隷にしか見ていない可能性があります。
自尊心
サイコパスには自尊心があり、それを傷つけられる事を極端に嫌います。
ここでは自尊心が傷つくケースについて説明しましょう。

・自慢話
  サイコパスは自慢話を極端に嫌います。
 サイコパスは人間関係間での価値観に非常に敏感なのです。
  なぜなら、自慢話をした人間の価値が上がり、自慢話を聞いた人間の価値が下がると思っているからなのです。
  他にも、クラスの誰かが、クラスの人気者をほめた場合にもこれが当てはまります。
  どうしてあんな奴(クラスの人気者)をヨイショして価値を上げようとするんだ?
  そんな事をすると俺の価値が下がってしまうじゃないか!
  サイコパスはこのような考え方を持っているのです。

・嫉妬心
  サイコパスの嫉妬心は異常です。
  一般の人がそれほど気にも留めない内容でも、非常に敏感に察知し相手を破滅に追い込みます。
  例えば、成績が優秀、容姿がキレイ、素敵な恋人が居る。
  こういった内容で嫉妬を感じ不公平だと感じるのです。
  普通に考えて、嫉妬で相手の人生をむちゃくちゃにしようなんて人は居ません。
  しかし、彼等はあたり前のように人の人生を破滅に追いやります。
  彼等にとっては 自身の身の回りに不平等があったから、それを正しただけで
  相手がどうなろうが知った事ではない。自分をそこまでの行動に起こさせた相手が悪い
  サイコパスはこういった事を考えているのです。

プライベートスペース
サイコパスは自分の手の届く範囲で、プライベートスペースを作ろうとします。
例えば、クラス内や、友達の仲間の輪であったりです。
彼等はそこで一番になれる事を強く望みます。
なぜなら、そこに於ける自分のポジションを不動なものにすれば自身が行動がしやすくなるからです。
そして、そのプライベートスペースを作る為にイジメをする事もあります。
イジメをしている時は、誰にも邪魔されないし、歯向かおうなんて人も減るからです。
彼等はそれを本能的に知っており、鳥が巣作りをするかのように 自分のプライベートなスペースを少しづつ拡げるのです。
イジメを注意した人(邪魔しようとする人間)を徹底的にイジメるのも、こういった事が要因となっています。
巣作りの邪魔をする人間は徹底的に排除する。彼等にとってはそれだけの事なのでしょう。
外国では、イジメをあらわすのにモビングという言葉を使いますが
モビングとは、小鳥が群れをなし、猛禽類などを威嚇したり、追い出す事で
前述の巣作りに見られるようにサイコパスは鳥に似た行動をするようです。